2013年 02月 02日
2013.02.02 花 桜草公園 埼玉県さいたま市
約10日くらい例年より遅く開花しています。去年は4月くらいに収れんした感がありましたが今年はそれほどの混乱も無いかもしれません。
桜草公園は毎年1月に野焼きしますがこの野焼き、今一つ意味を理解していませんでした。
ススキの拡大を防ぐために焼く行為は分かっていたつもりですが、分かっていなかったようです。
キーワードは撹乱(かくらん)です。火災、洪水、地震、津波など中庸(ほどよいと言うことと思いますが)でくり返せば種の多様性は保たれるといいます。極限までの自然の変化は特定の種子か育たずこの加減が植生等の繁殖に影響すると言います。そのまま遷移すれば(何も変化が無ければ)優先種が幅を利かせます。『コケの自然誌』
なるほど、撹乱行為を人為的におこして保護してきたということです。
参考
ロビン・ウォール・キマラー著 三木直子訳『コケの自然誌』築地書館
by kazetsuki
| 2013-02-02 20:41
| 湿地・湿原・沼・田んぼなど